セラピス☆ベイへようこそ!

初代セラピス・ベイ代表、あげまんプロジェクト代表、総合調律士nemoさんの弟子のブログです。

フィクションとノンフィクションのあいだ②

これは私の師匠、セラピストベイのnemoさんの書き残したメッセージになります。



2話目 「悪魔からのオファー」

 


 

 

「真実を知りたくないか?」

それが悪魔からの第一声だった。
妄想と呼ぶには、あまりにもはっきりと脳裏に響いてくる声だった。

脳裏に映るその姿は、黒いローブに全身を包んでいた。
どうやら、2体いるようだった。


 

僕はいわゆる目に見えないものとの交信をしたことはない。

正直、チャネリングや交霊と称してメッセージを発信している連中を見ては、

「本当に出来てるのか?出来てると思い込んでるだけじゃないか?」と思っていた。

万が一、もし僕にそれが出来たとしても、

低級霊にバカにされるのがオチとしか思わなかっただろう。

予期しない突然の出来事に、僕は動揺していた。

 



そうだ。
誰が書いてたか忘れたが、誰何(すいか)の法則という、3回名前を聞いたら、どんな存在であれ、名前を正直に答えなければならず、答えられなかったら、その場を去らなければならないという話があった。
今こそあの知識が役立つ時だ!僕は即座に実行してみた。


「あなた達は何者だ?」

「あなた達は何者だ?」

「あなた達は何者だ?」

「答えられなければ、去れ」



すると、ローブの中からはくすくすと笑い声が聞こえてきた。


〈それは何のお遊びだ・・・?〉


「3回名前を聞いて、答えられなかったら、その場を去らなければならないという決まりがあるだろ?」


{あんた、そんなの本気で信じてるの!?「私はミカエルです。」とか、「私はキリストです。」って言ったら、それを信じるわけ?あんたバカぁ!?}


今度は女の声のようなものが脳裏に響いてくる。

エヴァンゲリオンのアスカの口調に聞こえたところだけは、僕の妄想だと信じたい。。。



〈我々は魂の牢獄のヌシ、とでも伝えておこう。諸君らの言葉で言えば、闇の存在、といったところか。〉


「闇の存在…そいつらが俺に何の用?」


〈先ほど伝えた通りだ。
真実を知りたくないか?〉


「真実って、何の?」


〈君が疑問に感じてきたことだ。
君の脳裏の記憶はすでに読ませてもらっている。〉


「!?」


2012年の冬至には何も起きなかった。それはひいては、諸君らの世界で光の存在というものから受け取ったとされる情報に裏切られた、ということではないのかね?〉


「・・・。(たしかに、そうなるよな…。)


〈君達の知る情報を使うならば、2012年の冬至を経て、いまだ3次元に取り残された哀れな諸君よ、真実を知りたくないか?と言っているのだ。〉


「・・・。(さすが悪魔、痛いところを突いてきやがる)


「たしかに、本当のことは知りたいさ。でも、悪魔に魂を売る気はないよ。」


僕がそう言うと、2人組は笑いだした。


〈我々は魂の牢獄のヌシだ。君が魂を売らずとも、こちらにはすでに吐いて捨てるほどの魂がある。

わざわざ君の魂を奪うまでもないのだよ。〉


「どうゆうことだ?」


〈さて、今一度聞こう。
 真実を知りたくないか?
 これで3回聞いた。
 3回聞いたら答えなければならないのではなかったかな?〉


(なんか、誰何の法則を逆手にとられたような…)それを知るための条件は?」


〈さすが、我々が選んだ者だ。話が早くて嬉しいよ。簡単なことだ。

我々を通して君が知り得た事を、ブログを通して伝えてほしい。〉


なんで俺を選んだんだ?

俺なんて何の影響力もないし、多くの人間に伝えたいのであれば、

適役は他にいくらでもいるんじゃないのか?」


〈それが他に適役がいなくてね人間は光の存在を気取ったいい子ちゃんぶるのが好きらしい。

我々からすればそれこそ笑止といったところなのだがね。〉


「なぜ、悪魔の口から真実を語るなんてことをするんだ?」


〈現在、我々の計画は99%のところまで完成してきている。

我々は基本的に混沌を好むのに、このままではつまらんのだよ。〉

{人間の大半は家畜化しちゃってるしねー。バカばっかりで、うちらもバカって言うのも飽きてきて、   

今じゃ誰も笑いすらせず動いてるわ。要は退屈なのよ。}

<人間のアニメや映画によく登場するセリフがあるだろう。

 「冥土の土産に教えてやろう」というものが。あれをリアルにやってみたいのだよ。>

 

 

悪魔たちは笑いながら言った。



「・・・要は、悪魔の暇潰しに付き合えと?」


{うちらにとっては当たり前のことでも、あんたにとっては始めて聞くことばかりのはずよ。あんたも  

光なんて今さら信じるようなバカじゃないでしょ?うちらに付き合いなさいよ。}


分かった。やるよ。」

まるで言わされているかのように、すんなりと承諾した自分に驚いた。

僕はすでに、悪魔の術中にハマってしまっているのかもしれない。

 


正直、自分達から闇の存在を名乗る者達のオファーを引き受けるのに抵抗がなかったわけじゃない。
でも、光の存在を名乗った者達から降ろされたと言われていた情報に、疑問を感じる者は少なくないはずだ。
中には、真意さえ知らないままに、離れていった人も多いに違いない。


光と呼ばれる片側の情報しか知らないのも、考えてみればおかしな話だ。
もう片方の情報を取り入れることで、新たに見えてくるものがあるんじゃないだろうか?

それに、悪魔が相手なら、情報に嘘を混ぜてくるだろうし、最初から用心してればいいか

スターウォーズ3で、アナキンもこれでシスにそそのかされたわけだし。

俺がこういう思考をたどるのも、俺の記憶を読んだって言ってるってことは、

俺に目をつけた時からあいつらは分かってるんだろうし




こうして、僕と悪魔達との不思議なやりとりが始まった。
悪魔達は僕の反応に面白味を感じたのか、ありとあらゆることを僕に伝えてきた。

それは驚愕の連続だった。
にわかには信じがたい、でも、そう捉えると辻褄が合ってしまうようなこれを伝えたら、僕の身に危険が迫るのではないかと感じる位の内容だ。

「インフォ・アトラクション」とでもいうべき情報の羅列となるに違いない。

ホーンテッドマンションを抜けたのに、いまだにその中にいるような感じ、と言えば伝わるだろうか?

 

 

 

たまたまこのブログを訪れたあなたへ。

これから列挙されていく情報の数々は、「笑えるうちが華」だ。

最初のうちは笑えるかもしれないが、徐々にその笑いが引いていくはずだ。

おそらく、真実とはそうゆう類のものなのだと思う。

そして、知りえた情報によってあなたにどんな変化が起きようと、僕は責任をもてない。

あなたに湧いた質問や疑問にも、僕では答えることは出来ない。

 

だから、ここに書かれた内容を読んでいくのならば、

あなたの意志で、そしてあなたの責任の範疇で、情報を咀嚼し、嘘と真実を見極め、

取り扱っていってほしい。

 

 

 

僕に言えるのはそれだけだ。