フィクションとノンフィクションのあいだ②
これは私の師匠、セラピストベイのnemoさんの書き残したメッセージになります。
☆
2話目 「悪魔からのオファー」
「真実を知りたくないか…?」
それが悪魔からの第一声だった。
妄想と呼ぶには、
脳裏に映るその姿は、黒いローブに全身を包んでいた。
どうやら、2体いるようだった。
僕はいわゆる目に見えないものとの交信をしたことはない。
正直、
「本当に出来てるのか?出来てると思い込んでるだけじゃないか?
万が一、もし僕にそれが出来たとしても、
低級霊にバカにされるのがオチとしか思わなかっただろう。
予期しない突然の出来事に、僕は動揺していた。
そうだ。
誰が書いてたか忘れたが、誰何(すいか)の法則という、
今こそあの知識が役立つ時だ!僕は即座に実行してみた。
「あなた達は何者だ?」
「あなた達は何者だ?」
「あなた達は何者だ?」
「答えられなければ、去れ」
すると、ローブの中からはくすくすと笑い声が聞こえてきた。
〈それは何のお遊びだ・・・?〉
「3回名前を聞いて、答えられなかったら、
{あんた、そんなの本気で信じてるの!?「私はミカエルです。」
今度は女の声のようなものが脳裏に響いてくる。
エヴァンゲリオンのアスカの口調に聞こえたところだけは、
〈我々は魂の牢獄のヌシ、とでも伝えておこう。
「闇の存在…そいつらが俺に何の用?」
〈先ほど伝えた通りだ。
真実を知りたくないか?〉
「真実って、何の…?」
〈君が疑問に感じてきたことだ。
君の脳裏の記憶はすでに読ませてもらっている。〉
「!?」
〈2012年の冬至には何も起きなかった。それはひいては、
「・・・。(たしかに、そうなるよな…。)」
〈君達の知る情報を使うならば、2012年の冬至を経て、
「・・・。(さすが悪魔、痛いところを突いてきやがる…。)」
「たしかに、本当のことは知りたいさ。でも、
僕がそう言うと、2人組は笑いだした。
〈我々は魂の牢獄のヌシだ。君が魂を売らずとも、
わざわざ君の魂を奪うまでもないのだよ。〉
「どうゆうことだ…?」
〈さて、今一度聞こう。
真実を知りたくないか?
これで3回聞いた。
3回聞いたら答えなければならないのではなかったかな?〉
「(なんか、誰何の法則を逆手にとられたような…)それを知るた
〈さすが、我々が選んだ者だ。話が早くて嬉しいよ。
我々を通して君が知り得た事を、ブログを通して伝えてほしい。〉
「…なんで俺を選んだんだ?
俺なんて何の影響力もないし、多くの人間に伝えたいのであれば、
適役は他にいくらでもいるんじゃないのか?」
〈それが他に適役がいなくてね…。
我々からすればそれこそ笑止といったところなのだがね。〉
「なぜ、悪魔の口から真実を語るなんてことをするんだ?」
〈現在、我々の計画は99%のところまで完成してきている。
我々は基本的に混沌を好むのに、このままではつまらんのだよ。〉
{人間の大半は家畜化しちゃってるしねー。バカばっかりで、
今じゃ誰も笑いすらせず動いてるわ。要は退屈なのよ。}
<人間のアニメや映画によく登場するセリフがあるだろう。
「冥土の土産に教えてやろう」というものが。
悪魔たちは笑いながら言った。
「・・・要は、悪魔の暇潰しに付き合えと?」
{うちらにとっては当たり前のことでも、
光なんて今さら信じるようなバカじゃないでしょ?
「…分かった。やるよ。」
まるで言わされているかのように、
僕はすでに、悪魔の術中にハマってしまっているのかもしれない。
正直、
でも、
中には、真意さえ知らないままに、
光と呼ばれる片側の情報しか知らないのも、
もう片方の情報を取り入れることで、
それに、悪魔が相手なら、情報に嘘を混ぜてくるだろうし、
スターウォーズ3で、
俺がこういう思考をたどるのも、
俺に目をつけた時からあいつらは分かってるんだろうし…。
こうして、僕と悪魔達との不思議なやりとりが始まった。
悪魔達は僕の反応に面白味を感じたのか、
それは…驚愕の連続だった。
にわかには信じがたい、でも、
「インフォ・アトラクション」
ホーンテッドマンションを抜けたのに、
たまたまこのブログを訪れたあなたへ。
これから列挙されていく情報の数々は、「笑えるうちが華」だ。
最初のうちは笑えるかもしれないが、
おそらく、真実とはそうゆう類のものなのだと思う。
そして、知りえた情報によってあなたにどんな変化が起きようと、
あなたに湧いた質問や疑問にも、僕では答えることは出来ない。
だから、ここに書かれた内容を読んでいくのならば、
あなたの意志で、そしてあなたの責任の範疇で、情報を咀嚼し、
取り扱っていってほしい。
僕に言えるのはそれだけだ。